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アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎

アレルギー性鼻炎

初期症状
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎の代表的な症状は「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」です。
またそこから来る睡眠不足や集中力の欠如、イライラ感などがあげられます。ただし発熱はありません。

またアレルギー性鼻炎から副鼻腔炎(蓄膿症)、中耳炎を合併することも、お子さまの場合は特に多くあります。
原因
アレルギー性鼻炎は、大きく「季節性」と「通年性」に分かれます。季節性のものはいわゆる「花粉症」と呼ばれるものです。鼻だけでなく、喉の痛みや咳といった症状も併発することが多いです。

通年性であれば、ダニやハウスダストといったものがアレルゲンとなって発症するものが有名でしょう。喘息やアトピーといった他のアレルギー疾患とセットになっていることもよくあります。
放置すると
十分に治療しないままにしておくと、頭痛、耳鳴り、目の痛み、鼻の痛みを起こす可能性があります。睡眠量が減って集中できなくなり、毎日の学習能力を低下させる原因となりますから、特に小さなお子さまの場合はその影響はその後の生涯にわたるといっても過言ではありません。
近年は環境的な要因からか、お子さまの花粉症も非常に増えてきております。最近はよいお薬もでてきていますし、小学校高学年くらいになればレーザー治療も可能となってきます。まずはご来院いただければと思います。

副鼻腔炎

初期症状
副鼻腔炎
副鼻腔炎とは、かつては「蓄膿症」とも呼ばれた疾患です。鼻がつまって、鼻水がたえず出てきます。はじめは水っぽい鼻水だったものが、だんだんと何着質の膿に変わってきます。発熱、頭痛などを伴うこともあります。
痰がからんだ咳が出ているようであれば、鼻水などが喉にまで降りてきている証拠です。
原因
風邪による急性鼻炎で鼻腔内の粘膜が傷つき、そこにばい菌が繁殖するなどしてかかることが多くあります。急性副鼻腔炎を繰り返すことで、慢性化していつまでも症状が続いてしまうこともありますので注意が必要です。
お薬を飲むだけでなく、奥にたまった鼻水を吸い出すことで早期改善を目指します。
放置すると
副鼻腔炎は放置していると、中耳炎などを併発することが多くあります。中耳炎の放置はお子さまの聴力に直結しますから、すぐにご来院いただければと思います。
また非常にまれではありますが、副鼻腔炎の炎症が目や脳に進むこともあります。