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おたふく風邪

おたふく風邪

初期症状
おたふく風邪
感染してから約2週間の潜伏期間を経て、大抵は一方の唾液腺が腫れることで発症します。数日してもう片方の唾液腺が腫れ始め、1週間ほど両頬がふくれたような状態になります。耳下腺、顎舌腺が腫れることもあります。

おたふく風邪は他人に感染を広げる可能性があるだけでなく、髄膜炎や生殖器の障害などを合併することもありますので、早期治療が大切です。
原因
おたふく風邪は、おたふく風邪ムンプスウイルスが飛沫または接触により耳下腺(耳の前にある唾をつくる部分)に感染することで発症します。
感染力はさして強くないため、3~10歳の小児にもっともよく感染します。そのため保育園や幼稚園であっというまに集団感染する例が多く見られます。
放置すると
おたふく風邪の特徴は合併症が多いこと。代表的なものは以下が挙げられます。

  • 髄膜炎
  • 脳炎
  • 難聴
  • 膵炎
中でも難聴はお子さまが症状を訴えないことが多いので、治癒後に聴力検査をされることをおすすめします。